九州最大の都市であり、福岡県の県庁所在地でもある人口約140万の福岡市。程よく自然も残っており、住みやすい町として知られている。また食材には恵まれており、玄界灘などの豊富な海の幸や、国内でも生産量上位のイチゴや柿、キウイなどの果物などが有名だ。
博多ラーメンに代表される福岡市のラーメンの特徴は、やはりとんこつからとるスープ。同じとんこつでも、こってり、あっさり、白濁から茶色までというように店によってさまざま。具は基本的には、刻みねぎとチャーシューだけとシンプルなのが福岡流。
また、博多ラーメンと長浜ラーメンにと大別されるが、明確な違いはないようだ。強いて言えば長浜ラーメンとお店に書いてあるところには醤油だれの入った薄茶色のスープで後味がすっきりしたものが多く、博多ラーメンと書いてあるお店の方がこってりしていて、濃いめ、辛めの味付けの店が多い気がする。全体的にめんは細めだが、長浜ラーメンは特に細い店が多く、そうめんよりも細い店もあるほど。
多くの店で替え玉(めんだけをお替わりすること。スープは最後に飲むのが基本)ができるのも特徴。新横浜ラーメン博物館の調査によると福岡市の麺の量は平均110g程と全国平均と比べて1〜2割少ないとのこと。また屋台のラーメンも有名で、天神周辺や中州、長浜の屋台通りなどは全国的に知られている。
最近の流行は唐辛子系の薬味。辛し味噌とか秘伝のたれとかの名称で呼ばれている。紅しょうがやごま、辛し高菜などの無料トッピング類が置いてあるお店も多い。